大下 英治
改訂版 東京外為市場25時 伝説のディーラー
 |
人気ランキング : 219265位
定価 : ¥ 1,890
販売元 : 徳間書店
発売日 : 2005-02-19 |
 |
自慢話 |
仮名ではあるが実在のディーラーをモデルにした作品。為替取引を描いたものであるが、勝ち負けの話で終わってしまいある意味自慢話。主人公を取り巻く多くの登場人物も横のつながりはなくバラバラでなんとなく奥行きが感じられない。もっと小説的な脚色があれば外為になじみのない人も読めるのではないでしょうか。
 |
「市場の神々」と双璧 |
細部までこだわった為替ディーラーの息遣いが聞こえてきそうな秀作。主人公北原一輝のモデルで実在の人物であるチャーリー中山氏のマーケットに対する見方には常々感服している。「ディーラーの生き様」の一端に触れるという意味では、この本で北原の兄貴分の海部のモデルとなっている堀内昭利氏が自らのディーリング半生を記した「市場の神々」が双璧と思われる。どちらの作品も、極限の緊張状態に晒されつつ東京外為市場で一時代を築いた個性豊かな外為ディーラー達の生き様が熱くリアリティを持って語られている。
 |
殆どノンフィクション! |
外国為替法改正の後、個人でも外貨預金の法外な手数料に我慢できない人達が、外国為替証拠金取引をし始めた。
今のような動きの少ない東京為替市場ではなく、世界も注目する日本の為替ディーラーが活躍した頃の外為市場を、仮名ではあるが実在のカリスマ為替ディーラーの戦いを通して、ドラマチックに描いている。
個人投資家で、為替取引をしている人には必読の書である。